おしらせ・ブログ
店長、パイロット平塚工場を見学に行く。
こんにちは!ぶんぶん堂松江店店長です!
今日は西日本文具店会「オエステ会」の企画として、神奈川県平塚市に来ています!
目的は、日頃お世話になっているパイロットさんの工場見学です!ヒャッホー!
ここでは主に万年筆、蒔絵工房、また万年筆のパーツを作る技術の応用で指輪などのアクセサリーも作られているのです!
残念ながら工場内は撮影禁止の為写真がありませんー!
代わりと言ってはなんですが、パイロット平塚工場の歴史を少しお話ししたいと思います!
パイロットの創業は1918年。
その当時の生産拠点だった大塚工場が第二次大戦の空襲で被災したため、1948年に旧海軍の火薬廠(しょう)跡地の一部の払い下げを受け、この平塚市に生産拠点工場を移設しました。
下の写真は 旧海軍火薬廠の建物です!
現在はパイロット蒔絵工房NAMIKIという90年以上にわたる蒔絵万年筆の歴史と漆芸作品を展示している資料館になっています!
この建物、よく見てみると画面左側の壁と右側の壁の様相が大分違うと思いませんか?
実は右側は新しく改装した壁で、左側は昔の古い壁をそのままにしているんです。
古いほうは大正時代後期のもので、タテヨコを交互に組んでいくイギリス組みという工法の壁になっています。
火薬が間違って爆発した際に爆風が上向きにいくように頑丈にしているそうですよ!
平塚市に生産拠点工場を移設して以降、全ての万年筆を平塚工場で生産。
ほぼ全ての工程を手作業で行うため地元の女性が多数雇用され、平塚工場の前の通りは「パイロット通り」という名称で親しまれるようになりました。
まさに平塚にパイロットあり!という感じですねー!(偉そうですみません!)
この時代でも製造工程にしっかり手作業が入っており、メイド・イン・ジャパンというよりメイン・イン・平塚!と言っても過言ではないかもしれません!
いやー、パイロットさんすごい!
もっともっと商品の価値を伝えないと!と強く感じました!