おしらせ・ブログ
接近中
こんにちは。ぶんぶん堂松江店スタッフです。
いつの間にか秋らしくなり、朝の冷え込みが厳しくなってきましたね。
今週末、世間は3連休だというのにまたしても台風が接近しています。
今回もかなり勢力が強いもののようです。
毎年台風は年間20個から多くて30個も発生しています。
夏に多いイメージですが、統計的には9月が一番多く発生しているようです。
今年は特別数が多いわけではありませんが、皆さんもご存知の通り勢力の強い台風により甚大な被害が発生してしまいました。
自然の力の前では人々は無力ですが、せめていざという時の為に準備はしっかりしておきたいものです。
今回の台風も山陰地方は直撃は免れているようですが、大型の台風なので天気はどうなることやら・・・。
強風が吹き荒れ外に出るのが危ない日には、無理に外出せずに家でゆっくりとしたひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。
お気に入りの万年筆で物を書きながら物思いにふける、なんてしてみたいですね。
万年筆は「ウォーターマン」というフランスのメーカーが初めてこの世に送り出し、今では世界的に親しまれています。
もちろん松江店でも各種販売しておりますのでゆっくりご覧になってください。
みなさんもお気に入りの相棒を見つけて素敵な時間を過ごしませんか?
松江店販売スタッフN
オエステ会10周年記念ドイツの旅④
今日はドイツの文具見本市インサイツエックスに来ていますー!
ドイツ南部バイエルン地方にあるニュルンベルクで開催中の、紙製品・オフィス用品・文房具の専門見本市です!
残念ながら業界関係者のみで一般には公開していないのですが、世界各国のメーカーが集まる大規模イベントとなっています。
ヨーロッパだけでなくアメリカや中国、インドやエジプトなど様々な国のメーカーさんが集まっていました!
日本からはテプラでおなじみのキングジムさんや万年筆のプラチナさんが出展されていましたよ!
インサイツエックス公式ホームページ→https://insights-x.com/en/
今回工場見学をさせていただいたステッドラーさんのブースは一際目を引きます!
面白い商品はぜひぶんぶん堂でも取り入れてみたいです!
見本市の後は市内を観光しましたー!
統括マネージャー兼松江店店長
⇒次回最終回、本当は続きがあるけど都合によりカットされた帰国編「オエステ会10周年記念ドイツの旅⑤」へ続きます!
オエステ会10周年記念ドイツの旅③
現在我々がいるのは、ニュルンベルクの南東にある都市ノイマルクトです!
この都市は皇帝直属都市だったこともあり、大きな自然公園もあります。
そんなノイマルクトにある、ステッドラー社の第三工場にやってきましたー!
この工場では主に鉛筆の組み立てと粘土製品が行われています。
粘土は自動車のデザインをする際にヘラなどで掻き出して整形するのに使われ、ヨーロッパの自動車メーカーのほとんどがステッドラーの粘土を使ってるとの事です。
現在ではもっと整形しやすく軽い素材もありますが、風動実験(風の抵抗などを調べる)には車の比重に似た粘土が最適だそうですよ。
この工場も200名ほどの従業員が働いています。
統括マネージャー兼松江店店長
⇒次回、ドイツ最大級の文具見本市インサイツエックス見学編「オエステ会10周年記念ドイツの旅④」へ続きます!
オエステ会10周年記念ドイツの旅②
オエステ会10周年企画のドイツの旅2日目ですー!
本日はスーゲンハイムにある日本でもおなじみステッドラーさんの工場見学に行ってきましたー!
皆さんご存知でしょうか?
世界で初めて鉛筆製造が始まったのが、このドイツ・ニュルンベルクなのです。
それまでは黒鉛を木で固定する程度の質素な作りでしたが、1660年頃から今の鉛筆らしい形になっていきます。
日本では生類憐みの令で有名な5代将軍徳川綱吉の時代です。
ステッドラー社が会社として設立されたのが1835年、やはりここニュルンベルクに設立されました。
そしていまお店で見るブルーのボディが確立されたのは1901年。
現在ではドイツが誇る一大老舗メーカーとなっています。
ちなみにドイツと言えばナチスが思い浮かぶと思いますが、アクセスの良さからナチ党大会は決まってこのニュルンベルクで行われました。
ユダヤ人迫害で知られる「ニュルンベルク法」もこの街で制定されたのです。
そのため第二次世界大戦の時にはとりわけ激しい攻撃を受け、建物の9割が破壊されるほどでした。
そして第二次世界大戦が終わったのが1945年。
ズーゲンハイムの工場で作られるマーカー、消しゴムの製造開始が1964年にスタートしています。
壊滅的な被害を受けたニュルンベルクの街では人口減少と復興のため働き手がおらず、郊外に工場を作る必要があったようです。
メーカーとしても順調に伸び続け、ズーゲンハイム工場の従業員数は約200人となっています。
ちなみにステッドラーは障害者を積極的に雇用している企業としてもよく知られているんですよ。
(これは上記のユダヤ人迫害への自責の思いから来ているのかも知れませんね)
統括マネージャー兼松江店店長
⇒次回、ステッドラー第三工場見学編「オエステ会10周年記念ドイツの旅③」へ続きます!